状況報告(留守家族懇談会)     「りる」第17号より

     シリア              T.Y.

                     平成9年度2次隊

                     システムエンジニア


 派遣されているダマスカスはシリアの首都で、人口150万人の大都市。住居は4階建家具付のアパートの1階。電話も設置されているため、事務所との連絡も密にとれる。

 市内は、交通・買物の便もよく治安もよい。物資も豊富でテレビ、ラジカセなどの電気製品等も、最新型のものや、特殊な機能のもの以外は簡単に手に入る。生活面での不便はない。

 医療事情も先進国なみで、市内の大病院には、CTスキャンやMRIも装備されており、相当高度な治療・手術も可能である。

 食料面でも、米やパン、野菜・肉・果物類は豊富に出回っている。日本食で入手できるのは米と醤油ぐらいであるが、ヨーロッパからの輸入食材、調味料が容易に入手できるため特に不自由はない。

 シリアには27名の隊員が派遣されており、うち5名がSE隊員である。配属先の工業試験研究所は、公的な検査機関として、工業製品の品質検査を行う。現在7名の隊員が派遣されており、内訳は、化学系隊員2名、溶接・熱処理・精密機械各1名、SE2名である。

 Y隊員は同研究所のシリア人コンピューター課長とともに業務に携わり、同研究所のLAN(社内コンピューターネットワーク)構築を支援している。同研究所のコンピューター技師は、課長も含め基礎的な知識しかなく、LAN整備は同隊員の支援が不可欠であるため今後の活躍が期待されている。